ロードファクター
ろーどふぁくたー / Load factor
ロードファクターとは、有償座席利用率のこと。航空機1機あたりのロードファクターは、総座席数に対し有償旅客の搭乗割合を示した数字で、座席の販売状況を計る指標となっている。航空会社の路線ごとに損益分岐点が設定されており、ロードファクターが損益分岐点から大きく下回った路線は、機材や便数を調整して収益の改善を行う。
しかし、運賃が多様化している中で、ロードファクターだけでは損益の判断ができにくくなっているため、最近は予約席全体の利用運賃シェアを反映したイールドマネジメントが行われるようになっている。