客員研究員 髙橋 伸佳 Nobuyoshi Takahashi

髙橋 伸佳 Nobuyoshi Takahashi

客員研究員

専門分野

応用健康科学を基礎学問とした観光・旅行×医療・健康領域の融合による、新たなヘルスケア産業創出の調査・研究、計画・戦略の策定を専門とする。各種体験、活動における健康学的効果の評価から、マーケティング活動としての定量・定性調査を通じ、科学的根拠に基づく事業開発に取り組んでいる。

特に近年では健康経営®、新しい働き方としての「ヘルスケア発想によるワーケーション」の調査・研究を実施。感染症対策として、観光分野の高度な衛生対策を講じる「観光衛生マネジメント」の調査・研究に注力している。

主なプロジェクト実績

  • 医療技術サービス拠点化事業 (行政団体/2016年)
  • ヘルスツーリズム品質評価プロジェクト (行政団体/2015年)
  • 沖縄における宿泊型の新たな保健指導プログラム開発と効果検証・事業可能性検証事業 (行政団体/2014年)

経歴

兵庫県公立大学法人 芸術文化観光専門職大学 准教授(2021年より現在)

順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科博士後期課程単位取得満期退学(健康科学領域)、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科修了(マーケティング領域)。
大手化粧品会社を経て、株式会社JTBコミュニケーションデザイン(旧社名ジェイコム)入社。応用健康科学の知見に基づき、観光・旅行業界におけるヘルスケア領域のR&D業務に一貫して取り組み、2005年にヘルスツーリズム研究所(HTI)、2006年に特定非営利活動法人日本ヘルスツーリズム振興機構(HTO)、2010年にジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)を立ち上げた。

日本経団連ヘルスケア産業部会「健康投資と企業経営」委員(2006~2007年)、経済産業省近畿経済産業局「健康産業の見える化」委員(2008年)、大阪市「健康予防医療プロジェクト」コーディネイター(2008~2009年)、国土交通省観光庁「ニューツーリズムの顧客満足度調査」委員(2011年)、内閣府「沖縄独自の医療情報基盤を活用した実践的医療サポート及び医療情報活用産業」委員(2015年)、東京消防庁「救急車適正利用等の促進に関する有識者会議」委員(2017年)、経済産業省「医療技術・サービス拠点化促進事業」研究会委員(2017年)など公職を歴任。

順天堂大学スポーツ健康科学部協力研究員、麗澤大学経済社会総合研究センター客員研究員、地方創生カレッジ講師、日本観光経営学会理事なども務め、教育・学会活動、普及活動に取り組む。


これまでの実績

  • 荒尾市南新地地区ウエルネス拠点形成に係る基本構想立案手法等検討調査業務(UR都市機構/2018年)
  • 荒尾市南新地地区ウエルネス拠点形成に係る基本構想立案調査業務(熊本県荒尾市/2018年)
  • 経済産業省「医療技術サービス拠点化事業」(Medical Excellence Japan/2016年)
  • ヘルスツーリズム品質評価プロジェクト(経済産業省/2015年)
  • 沖縄における宿泊型の新たな保健指導プログラム開発と効果検証・事業可能性検証事業(厚生労働省/2014年)

主な要職・公職

  • 韓国ヘルスツーリズム協会顧問(2016年~)
  • 東京商工会議所「健康づくり・スポーツ振興委員会」委員(2017年~)
  • 熊本県荒尾市「(仮称)道の駅あらお」委員(2018年~)
  • UR都市機構「URまちづくり支援専門家」(2019年~)
  • 環境省「国立公園満喫プロジェクトにおける自然体験コンテンツのガイドラインに係る作成等業務」検討会委員(2020年~)
  • 京都府観光連盟 観光アドバイザー(2021年~)
  • 観光庁「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内促進に向けた実証事業」専門家 (2021年~)
  • 観光庁「令和4年度地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品創出事業」専門家(2022年)
  • 地域総合整備財団 令和4年度地域再生マネージャー(2022年)

主な講演・執筆・出演

交流がつくる健康なまち  ヘルスツーリズムによる地域ヘルスケアビジネスまるわかり

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JTBパブリッシング / 2019年3月29日

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新しい健康教育―理論と事例から学ぶ健康増進への道

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保健同人社 / 2011年4月1日

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