プレスリリース 2016年第5号
「20年をつづる母子健康手帳」に旅行・長距離の移動のポイントを掲載しました
乳幼児・妊産婦の旅行もユニバーサルツーリズムとしてサポート
2016年03月04日
JTB総合研究所
株式会社JTB総合研究所(東京都千代田区 代表取締役社長 日比野健)は、一般社団法人親子健康手帳普及協会(以下 親子健康手帳普及協会)が発行する「20年をつづる母子健康手帳」の情報ページに「旅行・長距離の移動」に関するポイントや注意事項を初めて記載しました。
当社はユニバーサルデザイン、ユニバーサルツーリズムの普及に向けた環境整備事業を進めています。乳幼児連れや妊産婦もその対象ですが、観光事業者だけではなく社会の認識自体がまだ希薄で、母親が手軽に情報を得られる環境もあまり整っていないのが現状です。妊婦や乳幼児連れの旅行や外出の機会は女性が妊娠する前に比べると明らかに減少しますが、核家族化や女性の就業率が上昇する中、安全で安心して外出できる基本的な環境整備が必要です。当社は妊産婦に交付される母子健康手帳に着目し、同協会の協力を得て旅行・長距離の移動について執筆し、情報ページに掲載していただきました。内容は「妊娠中」「乳児連れ」「幼児連れ」の3つの時期に合わせ、温泉入浴、航空機移動など配慮すべき点について分かりやすくまとめました。
親子健康手帳普及協会は、国内外の育児環境の改善を目的に、母子健康手帳などの製作販売や普及のための啓発活動を行っています。同協会は今回初めて胎児から20歳までの成長をつづることのできる「20年をつづる母子健康手帳」を作成しました。20歳までの既往歴やワクチン接種などの記録を残すことにより、成人した後も生涯の健康維持に役立たせることを目的としています。
なお、本手帳は自治体からの交付対象とならない海外に居住される邦人の妊婦の方々に、外務省を通じ、各国の日本大使館・総領事館などにおいて配布される予定で、当社より寄贈させていただきます。
お問い合わせ
一般社団法人親子健康手帳普及協会白崎様 080-2371-0977 http://oyako-kenkotecho.com
*現在のところ自治体などへの販売は予定していません
株式会社JTB総合研究所
広報担当 早野・三ツ橋・波潟