プレスリリース 2019年第5号
7/10 「木育(もくいく)ツーリズムコンソーシアム」 設立
2019年07月10日
JTB総合研究所
森林資源を活かした誘客施策の企画立案、観光施設やサービス・コンテンツの開発支援を通じて、地域交流人口の拡大と関連産業の活性化を目指す取り組みの開始
株式会社JTB総合研究所(所在地:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:野澤肇)は、「木育ツーリズム」を通じた地域振興を目的に、特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会(所在地:東京都新宿区、理事長:多田千尋)、株式会社矢野経済研究所(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:水越 孝)とともに、「木育ツーリズムコンソーシアム」を設立します。
「木育」とは、子どもや大人が木材との関わりを深め、豊かな暮らしを実現していくとともに森林の維持に貢献する市民の育成をめざす活動で、「木育ツーリズム」は、この実現のために子どもや大人が旅行中に森林や木材とものづくりや体験を通じて触れ合う機会を創出していくものです。
本コンソーシアムは、日本が誇る「森林」をキーワードとして地域の交流人口を拡大していくことを目指します。地域内外の子供たちにはもちろんのこと、大人も一緒に楽しめる集客プログラムの開発・展開を通じて、木育ツーリズムを通じた森林保全、新しい交流の創出、林業や木工産業の活性化を目指して活動を推進していきます。
■組織概要、主な活動・事業内容
- 名称:木育ツーリズムコンソーシアム
- 代表組織:株式会社JTB総合研究所
- 所在地:東京都港区芝3丁目23番1号
- 主な事業内容と各社の役割分担
- 株式会社JTB総合研究所:地方自治体の戦略策定支援
※株式会社JTB徳島支店と連携し、徳島県内で木育ツーリズムの実証事業を実施します。 - 特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会:おもちゃ美術館の活用
※「おもちゃ美術館」は芸術と遊び創造協会が運営する木のおもちゃを媒介とした施設・コンテンツで、常設型と移動型(キャラバン)があります。 - 株式会社矢野経済研究所:協業パートナーの拡大・経済効果の試算
- 株式会社JTB総合研究所:地方自治体の戦略策定支援
- 今後の展開
2019年度には、以下の活動展開を予定しています。- 徳島県松茂町をフィールドにした移動おもちゃ美術館の実施
(2019年8月2日~3日:以下の添付チラシ参照) - 「木育ツーリズム」に関する消費者調査の実施
- 全国の市町村や企業・組織の木育ツーリズム推進に際しての戦略策定支援
- 宿泊施設におけるナイトコンテンツや地域の小学校で展開可能な「木育紙芝居」の試作 等
- 徳島県松茂町をフィールドにした移動おもちゃ美術館の実施
PDFダウンロード
お問い合わせ
株式会社JTB総合研究所〒140-0002東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス7F
03-6260-1211