プレスリリース

10月14日(金)15時~「JTB総研・旅行トレンドLIVE(オンライン)」を開催 第9回テーマは、コロナ後で押さえておきたい「“Tourism×ウェルビーイング(well-being)” ~ウェルビーイング発想によるツーリズムと兵庫県豊岡市の事例にみるサービス構想のポイント~」

2022年09月16日
JTB総合研究所

印刷する

株式会社JTB総合研究所(本社:東京都品川区、代表取締役社長執行役員 風間 欣人)は、第9回「JTB総研・旅行トレンドLIVE(オンライン)」を10月14日(金)15時より開催します。今回のテーマは「“Tourism×ウェルビーイング(well-being)” ~ウェルビーイング発想によるツーリズムと兵庫県豊岡市の事例にみるサービス構想のポイント~」。

コロナ禍を経て、健康で幸福な生き方がこれまで以上に求められるようになってきたことを背景に、「ウェルビーイング(well-being)」というキーワードが改めて注目されています。これは従来の「身体」を中心とした“ヘルス″の概念ではなく、身体的にも、精神的にも、社会的にも“幸福な状態“を指す概念で、まちづくりや交流拡大などの多様な取り組みに取り入れられ、他分野との連携の促進機会にもなっています。ツーリズムも従来の旅行・観光以上の役割を担う可能性が期待されています。
 そこで今回は、健康で幸福な社会づくりとしてのツーリズム、そして新たな価値を生み出すサービス、ビジネスの在り方について、お二方にお話を伺い、「ウェルビーイングのまちづくり」の実現について議論を深めます。

(株)JTB総合研究所 ヘルスツーリズム研究所所長で、兵庫県公立大学法人芸術文化観光専門職大学准教授の髙橋伸佳からは、ウェルビーイング(well-being)の概念からみたツーリズムの可能性や考え方、サービス、ビジネスのポイントについて話します。髙橋は、長年ヘルスツーリズムという健康増進型のツーリズムの研究や社会実装に取り組んでおり、近年ではヘルスツーリズムの社会的応用の範囲を広げた提言をしています。
 豊岡市環境経済部大交流課課長補佐の川角洋祐氏からは、同市で推進している「豊岡市大交流ビジョン~小さな世界都市の実現に向けて~」における「ウェルビーイング型体験カルチャー」の活動についてお話しいただきます。同市の大交流ビジョンでは、観光を従来の誘客活動ではなく、「住民×地元、地元×訪問者、訪問者×訪問者」など、住民も含むあらゆる交流の中で対話を生み出し、新たな価値を創造する産業と再定義し、小さな世界都市の実現を目指しています。大交流ビジョンの推進と本活動を担う同氏から、考え方と事例をお話しいただきます。

ウェルビーイングの実現を目指す地域の方々や、ご関心のある業界関係者の皆様などのご参加をお待ち申し上げます。

1. 開催概要

  1. 日 時:2022年10月14日(金)15:00〜16:20(80分)
  2. 場 所:オンラインセミナー(ZOOMウェビナー)
  3. 定 員:先着500名
  4. 参加料:無料
  5. 申し込み方法:下記よりお申込みください。
    https://jtbsoken-live09.peatix.com
    (外部申し込みサイトに移動します)

2. 内容

  1. 基調講演(約25分)
    髙橋 伸佳
    (株)JTB総合研究所 ヘルスツーリズム研究所所長、兵庫県公立大学法人芸術文化観光専門職大学 准教授
  2. 基調講演(約25分)
    川角 洋祐 氏
    豊岡市環境経済部大交流課 課長補佐
  3. パネルディスカッション(約25分 Q&A含む)
    パネラー:髙橋 伸佳
         川角 洋祐 氏
    司会:中尾有希(JTB総合研究所)

3. 登壇者紹介

川角 洋祐 氏

川角 洋祐 氏

豊岡市環境経済部大交流課 課長補佐
兵庫県養父市出身。1998年に豊岡市役所に入庁。但馬空港推進協議会、但馬観光連盟、公益社団法人ひょうごツーリズム協会で、広域観光の業務に携わる。2013年から大交流課に所属し、DMO(豊岡観光イノベーション)の設立業務を担当。2016年設立と同時に同組織に出向、5年間運営に携わる。

高橋 伸佳

高橋 伸佳

(株)JTB総合研究所 客員研究員 ヘルスツーリズム研究所長
 兵庫県公立大学法人芸術文化観光専門職大学 准教授
応用健康科学を基礎学問とした観光・旅行×医療・健康領域の融合による、新たなヘルスケア産業創出の調査・研究、計画・戦略の策定を専門とする。「いでよ、ヘルスケア型ワーケーション(空間×ヘルスケアの社会実装(日経BP社)https://project.nikkeibp.co.jp/HumanCapital/atcl/column/00072/062200006/」)では、ヘルスツーリズムの社会的応用の範囲を広げた提言を実施。

 
【参考資料】
ネオカルTOYOOKAプログラム(豊岡市/兵庫県公立大学法人 芸術文化観光専門職大学 髙橋伸佳 研究室/一般社団法人豊岡観光イノベーション)2022.8.29
https://toyooka-tourism.com/neocul_toyooka/
豊岡市大交流ビジョン(豊岡市)2019.3
https://www.city.toyooka.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/410/1.pdf

お問い合わせ

株式会社JTB総合研究所
〒140-0002東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス7F
03-6260-1211