プレスリリース
JTB総合研究所、TBWA\HAKUHODOと旅の兆しを具現化する実証実験「兆しツアー」を山形県最上地域で実施
2022年10月13日
JTB総合研究所
株式会社JTB総合研究所(本社:東京都品川区、代表取締役社長執行役員 風間欣人、以下JTB総合研究所)は、株式会社TBWA\HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:今井明彦、以下TBWA\HAKUHODO)と、「新しい旅の兆し」の要素を明らかにするための共同研究の一環として、山形県最上地域で「兆しツアー」の開発に向けた実証実験を実施します。なお、最上地域での実証実験は、同地域でまちおこしや移住推進に取り組む一般社団法人雪と暮らし舎のご協力を得て実施します。
実証実験の目的と内容:
当社は、昨年度より、自主研究「社会と旅行の未来への道標を探る」に取り組んでいます。様々な有識者とのディスカッションを含む一連の研究では、今後の社会における生活者の価値観変化の重要なポイントとして、「よりよいこと(成長)」から、「より心地よいこと」が優先されることが浮かび上がりました。また「新しい旅の兆し」として、家庭(第1の場)でもなく、職場(第2の場)でもない、より居心地良くいられるサードプレイスを求めて旅をする、という傾向が明らかとなりました。
TBWA\HAKUHODOは、一昨年より「観光復興プロジェクト」として、SNS上の生活者の声から、新しく旅に求められる24の要素を「旅行意欲を高める兆し」として取りまとめています。
両社がまとめた内容は、異なるアプローチから得られた結果ではあるものの、共通点が多いことから、今年度は、互いの視点を掛け合わせ、生活者の価値観変化がどのような旅の形を生むのか、「サードプレイスを求める旅」には、どのようなことが求められるのか。地域を第三の居場所として継続的な繫がりを持ってもらうために必要な「心地よさ」の要因を探るための実証実験を11月に共同で実施します。
なお、実証実験の結果は2023年2月頃に発表する予定です。
【兆しツアーの内容】
日時:2022年11月5日~6日
場所:山形県最上地域
JTB総合研究所とTBWA\HAKUHODOの昨年度の研究結果から得られた、以下の要素を盛り込んだ実証実験を実施し、新しい旅の形の可能性を探ります。
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■TBWA\HAKUHODO(TBWA博報堂)について
2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社です。博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」とTBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION®︎」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献します。「DISRUPTION®︎」は既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだすTBWA\HAKUHODOの哲学です。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出します。
http://www.tbwahakuhodo.co.jp
■雪と暮らし舎について
「雪国だから実現できる豊かな暮らしをデザインする」会社として、山形県真室川町の元地域おこし協力隊員2名が2022年2月に立ち上げた会社です。真室川町や山形県最上総合支庁より委託を受けて移住推進業務を担っているほか、雪国の豊かな暮らし文化を次世代に継承していくことを目的とした新しい経済循環のデザイン・創出、豊富にある森林資源を背景にした事業づくり・雇用創出にもチャレンジしています。
https://www.facebook.com/yuki10kurashi
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