「JTB海外旅行レポート2023 ―日本市場における海外旅行のすべて―」を発刊しました

2022年の日本人海外旅行マーケットの実態をまとめた「JTB海外旅行レポート2023 ―日本市場における海外旅行のすべて―」が完成しました。
　1988年以来、今年で36回目の発行となるこのレポートは、独自のアンケート調査や各関係機関の統計資料に基づき、株式会社JTB総合研究所（東京都品川区、代表取締役 社長執行役員　風間欣人）が海外旅行マーケットの動向、構造を分析、編集・発行、株式会社JTB（東京都品川区、代表取締役　社長執行役員　山北栄二郎）が監修しています。本レポートは、2023年9月29日（金）より販売を開始いたします。
 

 
　なお、本件はJTB広報室からもリリース発表しています。
 

【レポートの概要】

●2022年における海外旅行者数は277万人、需要回復に遅れ

• 水際対策が最も厳しかった2021年と比較すると、大幅に増加したものの、本格的な需要回復には至らず
• 各国・地域と比べ、日本発の海外旅行マーケットは相対的に遅れがみられる

●旅行費用の高騰が旅行者の意思決定に影響を与える

• 2022年の海外旅行者のうち、約4割の旅行者が旅行費用の高騰により当初の計画を変更
• 日程変更などの工夫を凝らすことで、行きたい旅行先を優先したいという意向がみられる

●旅行経験値の高い層のマインド回復が鍵

• 2022年以降は、徐々に旅行経験値の高い旅行者の割合が上昇
• 2019年時点と比べ、具体的な旅行計画までは立てていないものの、「予定はないがぜひ行きたい」人の割合が増加。今後の回復に期待