2011年のコラム
2011年のコラム一覧です。
観光危機管理
BCPとしての観光危機管理(第5回)
これまで4回にわたり、観光危機管理の必要性・重要性、観光危機管理の成功事例などについて述べてきたが、その「仕上げ」として、地域や観光関連事業者が観光危機管理計画を策定するための基本的なプロセスを提案する。すでに防災計画や避難計画等がある場合は、それを見直し、改めて観光危機管理計画として整えることとなる。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
観光危機管理
BCPとしての観光危機管理(第4回)
前回、SARSによる観光の落ち込みから回復を果たした香港や、東日本大震災の際に現場スタッフの的確な対応によりお客様の安全を確保したJR東日本、東京ディズニーリゾート等の事例を紹介した。今回は、災害後の観光の復興のために何をすべきかについて考えてみたい。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
旅行者・消費者行動
『子連れ海外旅行』を考える(6)~ 海外旅行における"子連れ"というバリア2 ~
前回は子連れ海外旅行の大きなバリアである「往復の飛行機」、「滞在先での不安」について書いた。これらの他に、子連れで海外旅行に行こうという気持ちにブレーキを掛ける最も大きい要素は、「子供の年齢」ではないだろうか。今回は「子供の年齢」に着目して海外旅行を読み解く。
中島 ひろみ
観光危機管理
BCPとしての観光危機管理(第3回)
観光危機管理の事例について、今回は、観光危機管理の実践により、危機に的確に対応しつつ、危機後の観光復興に繋げていった国内外の事例(香港のSARSや東日本大震災など)についてまとめてみたい。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
観光危機管理
BCPとしての観光危機管理(第2回)
前回は、観光危機管理の必要性および防災と危機管理について紹介したが、今回は、それをもう一歩進めて、観光危機管理の特徴と観光危機管理計画を策定し実行する際の課題について考えてみたい。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
観光危機管理
BCPとしての観光危機管理(第1回)
これから5回にわたり、観光分野での危機管理について、その基本的な考え方、課題、先行事例、危機管理計画の策定と実行のポイントなどを紹介し、観光危機管理に対する理解を深めていただきたいと願っている。 第1回目は、観光危機管理の必要性および防災と危機管理について、読者の皆様とともに考えてみたい。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
LCC
日本におけるLCC成功の要件とは
低運賃を武器に世界中で急成長を続けるLCC(格安航空会社)。わが国でも日本航空や全日空が相次いでLCC事業への参入を発表し本格的な展開に乗り出しました。しかし今後のLCC展開に死角はないのでしょうか??過去の失敗原因や成功の条件を外国の事例も交えてご紹介します。
野村 尚司
旅行者・消費者行動
ETC割引上限1000円廃止で今後のドライブ旅行は
2年前に景気対策の一環として導入された高速道路のETC休日料金割引(上限1000円)が、今年6月に廃止された。制度導入以降、休日の観光地で遠方ナンバーの車が目立つようになったが、この夏休み、旅行者が利用する交通手段に変化があるのだろうか。また今後、車を使った旅行はどのようになっていくのだろうか。
加藤 典嗣営業企画部長(当時)
デジタルマーケティング・観光DX
口コミサイトの星の数に弱い訳
本や洋服をネットで購入したり、旅館・ホテルやレストランを予約したりする時、その商品の評価が載っている口コミや星の数を参考にするのではないだろうか。一般ユーザーが書きこんだ口コミの意見や評価は、プロや企業が与える情報よりも、信憑性を持って受け止められているように思える。なぜプロでもない一般ユーザーの意見がそれほど影響力を持つのだろうか?
早野 陽子主席研究員
海外旅行
<連載>『JTM海外旅行実態調査』から海外旅行とデスティネーションの魅力を探る 第3回 春休み、夏休みシーズンには2006・7年水準に戻っていた2010年の日本人海外者数
2010年の日本人出向者数は、リーマンショック後の世界的な不況と新型インフルエンザに見舞われた2009年実績から回復に転じたが、その牽引役となったのはレジャー・観光目的の個人マーケットだ。また、急速に進んだ円高と、日本人訪問者数が300万人代を維持している身近なディスティネーション韓国との関係について考えてみたい。
磯貝 政弘