2014年のコラム
2014年のコラム一覧です。
「みやぎ観光復興支援センター」の取組みの成果と今後に向けて
東日本大震災から丸3年が経ったが、みやぎ観光復興支援センターでは、宮城県内沿岸部への旅行者の実態を把握するため、現地の宿泊施設や商店街、ツアー事業者の協力を得て、アンケート調査を実施していた。その調査内容・レポートとともに、結果ポイントと今後の課題について考察する。
守屋 邦彦
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「観光振興と地域振興は車の両輪か」他
地域振興には「光」が、観光振興には「心」が求められているように思う。そのための特効薬は「交流」であり、訪問者との交流が拡大すれば、地域は活性化し、そこに暮らす人々の心に光を灯すことができる。それが成功した暁には観光振興と地域振興は同じ概念になっている気がしてならない。今シリーズでは、こうした観光・地域一体振興論について紹介したい。
山口 祥義
CMロケ地による観光活性化の可能性について
2006年から2013年の8年間で、国内外の大手自動車メーカー6社のCMのロケ地になった場所がある。長崎県平戸市生月島である。平戸市商工会ではCMを活用した観光客誘致調査に取組み、CM関係者が認めた道路は、景観の美しさもさることながら、自動車の走りやすい道路、受け入れ態勢の整った地域にあった。
小野 周太郎
世界遺産
ドイツ観光の2014年のテーマは「世界遺産」
ドイツ観光局が、このほど2013年の実績報告と2014年の全世界で実施する観光キャンペーンのテーマを発表した。2014年の観光テーマは「38のユネスコ世界遺産」であり、38の世界遺産を巡る8つの観光ルートを選定した。ドイツの魅力がつまったこのルートを概観してみる。
磯貝 政弘
観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・MICE「地域におけるMICE誘致」他
MICEが都市の活性化に重要な役割を担うものとして注目され、福岡市や横浜市では観光事業費の約80%がMICE振興予算にあてられるなど、都市レベルでもMICEに対して活発に取組まれています。こうした国や政令指定都市といった大都市での動きも捉えながら、都市あるいは地域レベルでのMICEの誘致・創出に際して求められる視点等について述べます。
守屋 邦彦
海外旅行
海外渡航自由化50周年に向けて
海外渡航の自由化とは、直接的にはOECDの勧告に従って1964年4月に実施された外為規制の緩和措置のことを指している。本コラムでは、海外渡航自由化後の50年間を回顧して年代ごとに市場の変化をもたらした年代層・世代に着眼して50年間の大きなトレンドを描き出すとともに、次の50年間を考える上での論点について考察する。
黒須 宏志フェロー
インバウンド
観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・インバウンド 「訪日外国人を呼び寄せる」他
観光経済新聞2013年7月20日に掲載された「訪日外国人を呼び寄せる」では、データをもとにインバウンドとしての旅館の現状・可能性について、2013年7月27日に掲載された「東南アジアからの訪日客の増加」では、増加する東南アジア諸国訪日客を受け入れる上での課題・対策を紐解く。
田中 靖
パッケージツアー
観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・旅行者行動 「変わる国内旅行への旅行者の期待」他
「変わる国内旅行への旅行者の期待」では、国内旅行における旅行者の心理や行動の変化について、「インターネットの浸透と旅行情報」では、旅行者の情報の取得方法や予約方法からみるITと旅行の親和性を、「旅行者の消費額の推移と価値観」では、旅行に対する考え方や商品選びに働く心理的要素について紐解く。
田中 靖
宿泊・集客施設
資源やサービスの満足度の改善(観光経済新聞 2013年6月22日掲載)
「JTB地域パワーインデックス」では、観光地の資源・サービス項目に対する個別満足度と、これらが観光地の総合満足度にどの程度貢献するかを分析している。長野県のある温泉観光地を例として、観光地の課題と性格や資源・サービスの満足度をデータから考察する。
中根 裕主席研究員
宿泊・集客施設
観光客と住民の満足度アップ(観光経済新聞 2013年6月15日掲載)
顧客満足度の向上とは、観光の場合、観光客が観光地、宿泊施設、地域での体験などを通じて何に満足し、逆に何が不満と思うかをつかみ、不満の解消に努めることである。しかし観光客の満足度と、これに対する地域側の理解とは意外に一致していない。九州の主要観光地を例に観光客と住民の満足度を考察する。
中根 裕主席研究員