2020年のコラム
2020年のコラム一覧です。
日本遺産を本当のレガシーへ -資源分類しないからこそ輝く地域価値のリアル-
2020年6月、日本遺産に計21件が新たに認定され、その数は合計104件となった。5年前、文化庁は「100件をひとつの区切りに」として日本遺産の取組を開始したことから、今後はひとまず認定数をこれ以上増やすことはせず、来年からは次のステップに向かうことになる。
河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長
コロナ禍における富裕層の意識の変化 ~生活も旅行も、サステナブルがメインストリームへ
ウィズ/アフターコロナを見据えた、世界の富裕層の旅行再開に向けた意識を、ILTM (International Luxury Travel Market)による調査結果から読み解きます
岡田 美奈子研究員
新型コロナウイルス感染再拡大に備えた「観光衛生マネジメント」のすすめ
新型コロナウイルス感染防止のガイドラインを策定したものの、その実行が現場任せになっていませんか。感染再拡大の不安の中、再び自由な移動の制限を懸念する観光事業者と、安心安全な感染防止を徹底したい地元住民が一体となる地域づくりの実現に向け、体系的で持続的な「観光衛生マネジメント」を考えます。
髙橋 伸佳客員研究員
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
すべての人が楽しめる温泉を目指して ──宮城県東鳴子温泉での実証実験から──
温泉地におけるダイバーシティ(多様性)の実現に向けて、宿泊客なら誰もが使える貸切風呂を通して、すべての人が楽しめる温泉地を目指す取り組みを推進している、宮城県東鳴子温泉の「ひとにやさしい温泉地プロジェクト」を事例に考えていきます。
橋本 惇研究員
ウィズコロナの旅行再開で見えてきたこと
新型コロナウイルス感染症がパンデミックとなり7カ月が経ちます。本コラムでは、ウィズコロナで再開した今夏までの旅行の動きを生活者・旅行者の観点で整理をしました。日常生活に急速に進んだデジタル化は、オンラインツアーなど新たな動きもつくり出しました。今の起きていることが、今後の旅行・観光にどう影響していくのか、何を考えるべきなのか考察します。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
SDGs達成に貢献する観光-サステナブル・ツーリズムについて
観光におけるSDGsの達成には5つの視点、①包括的・持続的な経済発展に貢献する観光 ②社会的な関わり、雇用拡大や貧困の撲滅 ③資源の有効活用、環境保護や気候変動 ④文化的価値・多様性・遺産保全に貢献する観光の役割 ⑤相互理解・平和構築・安全/安心に貢献する観光の役割、が必要です。本文では、視点ごとにどのような観光を実践するべきなのか事例を紹介します。
熊田 順一主席研究員
With/Afterコロナ時代に期待されるアドベンチャーツーリズム
世界のツーリズム市場を牽引する分野として期待されているアドベンチャーツーリズムは、観光客数の「量」から自然・文化の保全や地域の発展などの「質」の観光への転換にむけた取組みとして、日本でも注目が高まりつつありました。With/Afterコロナの新しい時代の観光振興に、その期待はさらに高まりそうです。
山下 真輝主席研究員
V-RESAS 解説コラム 「宿泊」からわかること
現在、新型コロナウイルス感染症により、影響を受けている地域の状況を適時適切に把握し、経済活性化と感染拡大防止のバランスを取っていくことが非常に重要な局面となっています。そのような中、2020年6月新型コロナウイルス感染症 [COVID-19] が、地域経済に与える影響の把握、及び地域再活性化施策の検討におけるデータの活用を目的とした、サイト「V-RESAS」が公開されました。本コラムでは、サイト「V-RESAS」(https://v-resas.go.jp)において可視化されている「宿泊」データの見方について解説および考察をします。
篠崎 宏客員研究員 岩佐 嘉一郎主任研究員
旅ナカで、旅行者に寄り添い情報発信するアプリ ” Japan Travel Guide +Connect ”と事業連携
デジタルツールの活用は、コロナ禍における人々の生活や働き方を一変させましたが、観光分野ではスマートフォンのアプリなどを活用した情報サービスもここ数年目覚ましい発展をしてきました。当社で開発をしたスマートフォン用アプリ“Japan Travel Guide +Connect”を活用した実証実験での旅行者行動分析を通じ、情報発信における課題と解決につながる取り組みをご紹介します。
西 那津美研究員 柴田 大輔主任研究員
MICE分野におけるニューノーマルとは
コロナ禍におけるMICEの運営において、主催者・運営事業者・開催施設・都市は、どのような対策を講ずる必要があるのでしょうか?オンラインとリアル開催の融合に進むMICE事業の今後の在り方を紐解きます。
藤田 尚希主任研究員