2023年のコラム

2023年のコラム一覧です。

観光立国推進基本計画に見る観光危機管理

観光立国推進基本計画に見る観光危機管理

今年3月に公表された「観光立国推進基本計画」では、「持続可能な観光地域づくり戦略」の一環として「旅行者の安全の確保」が位置づけられています。観光危機管理の専門家である当研究所の髙松正人客員研究員が、具体的にどのような取り組みが計画されているのか、観光立国推進基本計画に記載されている項目ごとに、紹介・解説します。

髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表

“Tourism×食”~ガストロノミーによる地域づくりの新たな可能性を探る~JTB総研・旅行トレンドLIVEより(後編)

“Tourism×食”~ガストロノミーによる地域づくりの新たな可能性を探る~JTB総研・旅行トレンドLIVEより(後編)

地域ならではの食や食文化を観光振興や地域活性化に対してどのように活用すべきかをテーマに、2023年3月7日に「JTB総研・旅行トレンドLIVE」を開催し、九州産業大学 地域共創学部観光学科准教授 本田 正明 氏、福岡県糸島市にて「またいちの塩」の製造にたずさわる新三郎商店株式会社代表 平川 秀一 氏、一般社団法人日本ガストロノミー学会設立代表/FOOD LOSS BANK代表取締役CEO 山田 早輝子 氏にお話しいただきました。これをもとに、ガストロノミーツーリズムへの取り組みにおける考え方や課題等について、必要なポイントをまとめました。本コラムは2回に分けてお送りする予定で、今回は後編となります。

牧野 博明主任研究員

“Tourism×食”~ガストロノミーによる地域づくりの新たな可能性を探る~JTB総研・旅行トレンドLIVEより(前編)

“Tourism×食”~ガストロノミーによる地域づくりの新たな可能性を探る~JTB総研・旅行トレンドLIVEより(前編)

地域ならではの食や食文化を観光振興や地域活性化に対してどのように活用すべきかをテーマに、2023年3月7日に「JTB総研・旅行トレンドLIVE」を開催し、九州産業大学 地域共創学部観光学科准教授 本田 正明 氏、福岡県糸島市にて「またいちの塩」の製造にたずさわる新三郎商店株式会社代表 平川 秀一 氏、一般社団法人日本ガストロノミー学会設立代表/FOOD LOSS BANK代表取締役CEO 山田 早輝子 氏にお話しいただきました。これをもとに、ガストロノミーツーリズムへの取り組みにおける考え方や課題等について、必要なポイントをまとめました。本コラムは2回に分けてお送りする予定で、今回は前編となります。

牧野 博明主任研究員

アフターコロナにおけるMICE再創造(リイマジン)の取り組み~MICE先進都市シンガポールの最新情報~

アフターコロナにおけるMICE再創造(リイマジン)の取り組み~MICE先進都市シンガポールの最新情報~

1. 2024年には完全回復が見込まれるシンガポールの入国者数 入国制限がなくなって3年ぶりに多くの外国人観光客を目にするようになりました。日本国内におけるMICEも大型の国際会議が開催されるなど、本格的に復活してきています。海外においてはMICEの開催が、さらに活発です。まもなくフランクフルトでIMEXが開催され...

小島 規美江客員研究員

自然体験コンテンツの高付加価値化による国立公園の旅行目的地化の取り組み

自然体験コンテンツの高付加価値化による国立公園の旅行目的地化の取り組み

本稿では、環境省が策定した『国立公園における自然体験型コンテンツガイドライン』(*1)とガイドラインの視点を取り入れたコンテンツ造成の取り組み事例から、ガイドラインが目指すコンテンツの「高付加価値化」の意味について考察しました。

吉口 克利主席研究員
千葉大学 人文社会科学系教育研究機構 准教授

【特別寄稿】“Tourism×博物館” ~博物館が持つ、地域の自然・文化遺産に根差した観光への可能性

【特別寄稿】“Tourism×博物館” ~博物館が持つ、地域の自然・文化遺産に根差した観光への可能性

1.博物館が持つ観光への可能性:中東・ヨルダンでの日本の取り組み 博物館が持つ観光への可能性とはどのようなものであるのか。博物館と観光という場合、例えば大英博物館やルーヴル美術館など、著名な美術品等を展示し、多くの観光客が訪れる観光スポットや集客施設となっている博物館がまず思い浮かぶ方も多いと思わ...

大山 晃司JICAペトラ観光開発マスタープラン策定プロジェクト・ペトラ博物館 考古学・博物館専門家
JTB総合研究所 戦略アドバイザー

【特別寄稿】“Tourism x LCC” 航空の未来をたぐり寄せる「LCC 2.0」とは何か

【特別寄稿】“Tourism x LCC” 航空の未来をたぐり寄せる「LCC 2.0」とは何か

安いけど狭いといわれるLCCですが、利用者の感想ではさほど座席の窮屈感はないといった意見もあり、コスパ重視の価値観にもマッチし広く定着を見せました。これはさしずめ「LCC 1.0」の段階。昨今、航空会社はCO2排出量削減など持続可能な航空の在り方を示すことも求められるようになっています。そこで本稿では「LCC 2.0」をキーワードに、社会貢献に寄与する次世代の航空の在り方を提唱していきます。

野村 尚司客員研究員