2024年のコラム
2024年のコラム一覧です。
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コロナ禍以降に成人を迎えたZ世代の旅行についての考察(若者とライフスタイルに関する調査より)
本コラムでは、JTB総合研究所で観光事業に関わってきた立場、現在は大学で教鞭をとり学生を社会に送り出す立場の両方の視点から、旅行消費者としての若者の志向がどのように変化し、今後の若い世代の考え方や生き方がどこに向かっていくのか、について、調査結果をもとに考察します。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
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“Tourism×空間経済学” 宇宙から把握する観光:経済学における新しいデータ利用について
空間経済学とは、経済が活発な地域や過疎化している地域など、経済活動の地域間の分布や違い、その背後にある経済学的メカニズムについて調べる学問です。近年様々な新しいデータがこの空間経済学の分野では注目されています。それはなんでしょうか?
中島 賢太郎一橋大学イノベーション研究センター教授
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観光事業者の事業継続計画策定の現状と課題
観光事業者が直面する災害や危機に対する備えと対応策について、最新の調査結果と具体的な事例を交えて解説。事業継続計画(BCP)の重要性とその策定方法を学び、観光業界のレジリエンスを高めるためのヒントを提供します。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
外国人観光客誘致に向けた歳時記の活用
外国人観光客数は増加の一途をたどり、2024年にはコロナ前の数字を上回る見込みです。外国人観光客にとって魅力的な日本文化とはなんなのか。日本の四季の美しさと、それぞれの季節に根付いた風習を集約した「歳時記」を事例に、その本質を考えます。
倉谷 裕主任研究員
観光対象としての建築
日本の歴史的建築物や街並みは、訪日客にとって大きな魅力のひとつだ。建築を通じて日本独自の文化や精神的価値を実感できるほか、自然災害への適応能力を備えた建築術も高く評価されている。一方、建築物の保全には形状や機能に変更を必要とする場合がある。建築を守り、観光に活かすために重要なことはなんなのか、その本質を考察する。
*本コラムは、(一財)建築保全センター機関誌「Re No.223」に掲載された原稿を、許可を得て再掲するものです。
河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長
“Tourism×心理学”~フロー理論から考える高付加価値な体験型観光のあり方~
充実した体験を提供するためには、ソフト面での取り組みも欠かせません。アウトドア・アクティビティではどのようなことが「楽しい」と感じられるのか、フロー理論に基づいてその本質を探り、高付加価値な体験型観光のあり方について考察します。
山下 真輝主席研究員
自然療法として旅を処方する
自然療法を活用した治療や自然の中で過ごす時間が医療の一部として処方される海外の事例を参考に、日本での「旅の処方」の可能性について考察します。
臼井 香苗研究員
地域芸術祭が向かう未来
コロナ禍中、人々の活動自粛が求められる中で「不要不急」という言葉が文化や芸術に向けられ、その言説は文化芸術の担い手や応援者に深い傷を残した。一方で、地域芸術祭は全国各地に浸透し、今年は久々の本格開催が目白押しだ。地域芸術祭は、多くの人にとって大切なものであり続けることができるか。地域芸術祭が持つ独自の価値を、それらがもたらした成果を踏まえて考える。
河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長
アフター・コロナの国際線展開~LCC躍進の背景に迫る~
全国の国際線座席数は、19年冬期と比較し23年夏期では71%の水準まで回復。特に福岡、東京で大きな増加を見せています。回復の背景には、LCCの躍進があります。アフターコロナにおける国際的な移動に関し、LCCはどのような役割を果たしていくのでしょうか。本コラムでは、LCC躍進の背景や今後の展開について考えます。
野村 尚司客員研究員
ツーリズム有識者ディスカッション “Tourism×リアルの価値”
~急速なオンライン化やデジタル化が進む社会での、「リアルの価値」と旅行のあり方を考える~
旅行における「リアルの価値」とは?
コロナ禍の影響もあり、ここ数年間に急速にオンライン化が進み、オンライン会議やインターネットでの買い物などもあたりまえのことになりました。一方で、自分にとって大切にしたい人やコトとの関係性はリアルな実体験として持っていたい、という意識も高まってきたように感じます。急速なオンライン化やデジタル化は、旅行のあり方にどのような影響を与えるのでしょうか。様々なツーリズムの知見を持つ有識者との対話の中で、改めて旅行における「リアルの価値」について考えます。
宮崎 沙弥研究員