旅行者・消費者行動のコラム
旅行者・消費者行動に関わるコラムの一覧です。
何でもある国“日本”から海外へ飛び出す意欲を高めるためには?
ビザ無しで旅行できる場所が最も多い国で世界11位の日本。しかしながら、日本人の海外旅行者数は他国に比べて減少傾向にあります。その原因は何なのでしょうか。そして我々は海外旅行市場を盛り上げるために何をすべきなのでしょうか。
エドワード トゥリプコヴィッチ 片山客員研究員
イベントで効果を発揮!「トレーラー型観光案内所」
~必要な時、必要な場所に、案内所サービスを~ 観光案内所は「まちの顔」という重要な役割を担っています。本調査ではトレーラー型観光案内所「インフォ・ボックス」の活用方法と、その土地の案内員の今後の理想的な育成方法や地域の人材の活用などについて考察しています。
長島 純子主任研究員
『住んでよし、訪れてよし』は実現しているか?
~ JTB地域パワーインデックス調査にみる 先進観光地の観光客と住民の満足度のギャップ~ JTBは2012年2013年に独自のアンケート調査「JTB地域パワーインデックス調査」を実施した。これは全国200以上の主要観光地、都市に対する消費者のイメージ、満足度をインターネット・アンケートで調査したもので、2016年度は第2回調査を250カ所の観光地と県庁所在地に対して実施中である。現在、その半数125地区の結果が集計されたので、その結果を通じた特徴と傾向を述べたい。
中根 裕主席研究員
観光移動における交通機関のエネルギー消費について
本コラムでは、観光消費エネルギー需要の主たる要素である交通移動について秩父市をケーススタディの対象地域として位置づけ、観光移動分野で求められるエネルギー分野へのアプローチに関する一考察を紹介します。
田部 純一
継続可能な成長率にシフトダウンしつつある訪日旅行需要
2015年に訪日客の急成長をリードした中国からの短期滞在者数の伸び率がスピードダウン、更には消費も減少している。筆者は一過性の日本ブームの終了ではないと考えます。なぜ、この訪日旅行需要の減速が起こったのか紐解いていきます。
黒須 宏志フェロー
「海外旅行先として新たなスタート地点に立つ韓国」
数年間の日本人の韓国旅行に対する意識について、未発表データの一部をまとめ、考察しました。この旅行者の意識の変化を通じて、私たちが日本の観光を考える上でのヒントを紐解きます。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
訪日インバウンド市場で存在感を高める、中国やアジア新興国のミレニアル世代
ここ数年急伸している中国やアジア新興国からの入国者は、20代、30代の割合が高くなっています。2000年目前に生まれたこの世代は「ミレニアル世代」と呼ばれ、価値観、社会活動、消費行動において新しい潮流になると近年海外で注目されています。今回は、今後訪日インバウンド市場の中心となり得るミレニアル世代の価値観やライフスタイルをひも解いてみます。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
顧客ターゲティングのための「旅ライフセグメント5」の活用
多くの人々へ、自社商品の魅力を届けるためには、どうしたらよいでしょうか?消費や旅のスタイルは、社会が成熟した現代において、人々の趣味や志向が多様化し、「誰にでもいいもの」は特徴がなく受け入れられないものになりがちです。お客さまがどんな人で、どんな価値観で消費行動を決定しているのか、より細やかにニーズを見ていくことが必要です。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
早野 陽子主席研究員
ミレニアル世代
バブルジュニアの消費を探る:草食系は意外にブランド好き?
歴史をひも解くと、古代ギリシャ時代の文献や、さらに古くはエジプトのヒエログリフにも「今どきの若者は…」という論調の記載がみられるという。年長者が若者に苦言を呈したい気持ちは古今東西、不変なのかもしれない。JTB総合研究所が実施した、いくつかの調査結果から、今どきの20代の旅行や消費意識をみてみたい。
早野 陽子主席研究員
ユニバーサルデザイン
戦後70年を経て今変えるべきもの~人口構造の変化とユニバーサルな社会への変革
生活者のライフスタイルを考える上で、各国の長い歴史のなかに根付いている慣習や法制度、価値観などによる違いはあるものの、一貫した大きな潮流がある。少子高齢化や人口減少がそれだ。今なぜ多様化と言われているのか、戦後70年というこの節目に、人口オーナス対策としての「ユニバーサル」もしくは「ダイバーシティ」ということを述べてみたい。
若原 圭子主席研究員