旅行者・消費者行動のコラム
旅行者・消費者行動に関わるコラムの一覧です。
訪日インバウンド市場で存在感を高める、中国やアジア新興国のミレニアル世代
ここ数年急伸している中国やアジア新興国からの入国者は、20代、30代の割合が高くなっています。2000年目前に生まれたこの世代は「ミレニアル世代」と呼ばれ、価値観、社会活動、消費行動において新しい潮流になると近年海外で注目されています。今回は、今後訪日インバウンド市場の中心となり得るミレニアル世代の価値観やライフスタイルをひも解いてみます。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
顧客ターゲティングのための「旅ライフセグメント5」の活用
多くの人々へ、自社商品の魅力を届けるためには、どうしたらよいでしょうか?消費や旅のスタイルは、社会が成熟した現代において、人々の趣味や志向が多様化し、「誰にでもいいもの」は特徴がなく受け入れられないものになりがちです。お客さまがどんな人で、どんな価値観で消費行動を決定しているのか、より細やかにニーズを見ていくことが必要です。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
早野 陽子主席研究員
ミレニアル世代
バブルジュニアの消費を探る:草食系は意外にブランド好き?
歴史をひも解くと、古代ギリシャ時代の文献や、さらに古くはエジプトのヒエログリフにも「今どきの若者は…」という論調の記載がみられるという。年長者が若者に苦言を呈したい気持ちは古今東西、不変なのかもしれない。JTB総合研究所が実施した、いくつかの調査結果から、今どきの20代の旅行や消費意識をみてみたい。
早野 陽子主席研究員
ユニバーサルデザイン
戦後70年を経て今変えるべきもの~人口構造の変化とユニバーサルな社会への変革
生活者のライフスタイルを考える上で、各国の長い歴史のなかに根付いている慣習や法制度、価値観などによる違いはあるものの、一貫した大きな潮流がある。少子高齢化や人口減少がそれだ。今なぜ多様化と言われているのか、戦後70年というこの節目に、人口オーナス対策としての「ユニバーサル」もしくは「ダイバーシティ」ということを述べてみたい。
若原 圭子主席研究員
海外旅行
キーワードは「人生これから」。今時50代女性のライフスタイル
近年、「超高齢化社会でどのように心豊かで心身健全な人生を送るか」という議論や取組が活発である。なかでも1956年~1965年生まれの50代女性は、世代としては「バブル世代」と「ポスト団塊世代」と二つの世代にまたがるが、若い頃の消費経験が豊富で、海外旅行なども積極的に楽しんだ世代である。この50代女性のライフスタイルについて考察する。
三ツ橋 明子主任研究員
インバウンド
~JTB総合研究所版~ 2015年の気になるトピックス
2015年も半月が過ぎましたが、ツーリズムの分野において、2015年はどんなことが注目され、また影響を受けるのでしょうか。北陸新幹線開業や国連世界防災会議など、気になるトピックスをまとめてみました。
丸山 千春
チャレンジに対峙し、機会を見出す―WTTCアメリカス サミットから
9月にペルーのリマでWTTC(世界旅行観光協議会)のアメリカサミットが開催された。会議のテーマは、“Facing Challenges - Finding Opportunities” 「チャレンジに対峙し、機会を見出す」。会議への参加を通じて、世界の旅行・観光業界が直面するチャレンジとは何か、また、どのような機会が見えてくるのかを考察する。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
第1回JTB総合研究所「旅行マーケットセミナー」第一部「旅行マーケットの現状」
JTB総合研究所主催の旅行マーケットセミナーを2014年9月9日(火)に東京駅近くのフクラシア東京で開催しました。セミナーは二部構成で、主催者挨拶に続く第一部として、弊社主席研究員の黒須 宏志が「2013年から2014年の旅行マーケット状況」の説明を行いました。
黒須 宏志フェロー
第1回JTB総合研究所「旅行マーケットセミナー」第二部パネルディスカッション「旅行マーケット変化の予兆を捉える」
JTB総合研究所主催の旅行マーケットセミナーを2014年9月9日、フクラシア東京で開催しました。セミナーは二部構成で、第二部として、年代や性別を超えた広がりを見せる「ひとり旅」や若者における旅行回帰、海外旅行の予約早期化といった昨今の現象をふまえ、「旅行マーケット変化の予兆を捉える」と題するディスカッションを展開しました。
黒須 宏志フェロー
LCC
観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「『プラス思考』でトレンド探れ」
観光が成長戦略の戦略市場創造プランに位置付けられ、多種多様な業態がビジネスチャンスを奪い合う状態になっているが大切なのは刹那的トレンドに翻弄されるのではなく、「プラス思考」で市場を固視してチャンスをつかむことである。
日比野 健