宿泊・集客施設のコラム
宿泊・集客施設に関わるコラムの一覧です。
地域が宿泊税導入を目指すべき理由とは?
近年、観光振興の財源確保策として宿泊税導入の議論が全国各地で行われています。本稿では、実際に導入された福岡市の事例を見ながら、宿泊税に関する基本的な考え方や導入の必要性について解説します。
山下 真輝主席研究員
無個性な町の生存戦略 ~埼玉県寄居町での実践から~
特徴の見出しにくい地域の中で、いかにして勝ち筋を見つけていくのか。埼玉県寄居町という「街」とも「田舎」とも言えず、観光地にもなれない地域において、まちづくりの活動を実践してきた経験から、「無個性の町」の進むべき方向性を探っていく。
上田 嘉通客員研究員
観光関連事業者として理解しておきたいLGBT理解増進法
2023年6月に性的マイノリティに対する理解を促す通称「LGBT理解増進法」が通常国会で成立しました。しかし、この法律の成立については、「もっと議論すべきであった」という論調も上がっています。観光関連事業者は、性的マイノリティの方々に対して、どのような環境整備をしていけばよいかLGBT理解増進法から考察します。
勝野 裕子主任研究員
法人コミュニケーションのあり姿の変容
~ビジネスイベントの開催について~
新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下 新型コロナ)の感染拡大を受け、BtoBの旅行やイベントについても、オンライン化、ハイブリッド化が浸透してきました。コロナ禍でどのように変遷してきたのか、事例を交えながら見ていきたいと思います。
山田 麻紀子担当部長
【特別寄稿】“Tourism × 観光地域” 観光地域における、経済環境変化への対応 ―変えてはいけない、変えなくてはいけないモノ・コト、別府事例から―
はじめに ~脅かされる安心・安全産業としての観光~ 観光は安心・安全を前提としており、なによりまして「平和」を基盤とした産業である。 2019年末から始まった新型コロナ禍により、世界的に人流は抑制され、特にサービス産業、とりわけ観光、宿泊、飲食、エンタメ産業は他産業に比して戦後最悪といってもよい低迷...
鶴田 浩一郎社団法人オンパク 代表理事
ホテルニューツルタ 代表取締役社長
MaaSは観光地の魅力づくりにつながるか?~山梨での実証事業から
全国各地でMaaS(Mobility as a Service・マース)の取組みが行われています。その内容は場所や目的により多種多様です。本稿では、当社も係わり2021年11月に山梨県で実施された観光型MaaSの実証事業を通して、多くの旅行者が感じている地方部の観光地の移動手段の課題とその解決に向けた考え方について述べていきます。
福永 寛主任研究員
すべての人が楽しめる温泉を目指して ──宮城県東鳴子温泉での実証実験から──
温泉地におけるダイバーシティ(多様性)の実現に向けて、宿泊客なら誰もが使える貸切風呂を通して、すべての人が楽しめる温泉地を目指す取り組みを推進している、宮城県東鳴子温泉の「ひとにやさしい温泉地プロジェクト」を事例に考えていきます。
橋本 惇研究員
注目されるナイトタイムエコノミー(夜間経済) 外国人の生活様式・文化背景の視点で見る日本のナイトライフのあり方
ナイトタイムエコノミーとは、夜間(一般には、日没から日の出まで)の経済活動のこと。消費やビジネスチャンスの広がりを期待して、世界各国で様々なナイトタイムエコノミー(夜間経済)への取り組みが進められています。日本でも、特に訪日外国人旅行者によるナイトタイムの娯楽利用が期待されています。一方で、「日本には深夜まで営業している娯楽・文化施設、交通機関が少なく、夜を楽しめない」という声も。本コラムでは、2018年度に東京都が実施した「東京のナイトライフ観光に関する調査」をもとに、日本のナイトライフのあり方について考察します。
安藤 勝久主任研究員
注目集まるMICEと複合施設 ~MICE参加者のニーズとは~
ショッピングセンターなどの複合施設と近年注目が集まる「MICE(マイス)」の関連について、MICE参加者の消費の観点から考察する。(本稿は日本ショッピングセンター協会発行の「SC JAPAN TODAY 2019年1.2月合併号」への寄稿を許可を得て掲載するものです)
小島 規美江客員研究員
テクノロジーの進化と空港の未来
空港の保安検査を長い行列で待ったり、手荷物を細かくチェックされたり、靴を脱がされたり・・・といった経験をストレスや不満に感じたことがある方は多いのではないでしょうか。昨今急激に進むテクノロジーの発展は、航空の領域にも大きな変化をもたらし、空港のいたるところでテクノロジーを活用した業務合理化が進展中です。今後は高い信頼性と旅客満足を確保しつつ、低コストで多くの旅客を取り扱うことのできる空港が出現する時代が目の前に迫っています。本コラムでは、テクノロジーの進化とともに空港で進む新しい取り組みの一部を紹介します。
野村 尚司