MICEのコラム

MICEに関わるコラムの一覧です。

eスポーツのこれから ~新型コロナウイルス感染拡大による影響と見えてきた課題~

eスポーツのこれから ~新型コロナウイルス感染拡大による影響と見えてきた課題~

ゲーム産業は新型コロナウイルス(COVID-19)による活動自粛下において、「巣ごもりコンテンツ」のひとつとして注目を集めています。しかしそのゲーム産業の一部ともいえるeスポーツは、人と競い合うことにより初めて成立するため、大型大会の相次ぐ中止等に伴い、苦戦を強いられています。本文では世界のeスポーツの現状と共に、ウィズコロナ・アフターコロナにおけるeスポーツのあり方を考察します。

中川 拓也研究員

MICEの継続的な誘致に向けて

MICEの継続的な誘致に向けて

大きな施設さえ整えば、MICEが誘致できるかというと必ずしもそうではありません。国際会議であ れ、企業ミーティングであれ、その地で開催されるための必然性や諸条件が整わない限り、実際 の誘致に結び付けることは難しいのです。本稿では、MICEの持続的な誘致のために必要な要件とは何かを考察します。 *本コラムは「KER経済情報2017年11月号」(九州経済研究所発行)に掲載された原稿を、許可を得て再掲するものです。

小泉 靖主席研究員

期待高まるMICEの持つ可能性について

期待高まるMICEの持つ可能性について

国やJNTOのMICE政策は、国際会議に偏りがちでしたが、最近は特にM、I、Eの重要性とポテンシャルが声高に語られるようになりました。特にMとIは、「企業」がその中心的担い手であり関連する情報の入手が極めて困難であることから、数値化されたものがありませんでしたが観光庁が大きなチャレンジをしようとしています。

小泉 靖主席研究員

統合型リゾート(IR)構想~MICE Japan 2016 11月号再掲~

統合型リゾート(IR)構想~MICE Japan 2016 11月号再掲~

昨今、統合型リゾート(IR)についての議論が再び注目を集めている。10月12日に衆議院第二議員会館多目的会議室において、国際観光産業振興議員連盟(通称IR議連)総会が開催された。統合型リゾート(IR)を推進するための法案「IR推進法案」は、ここ数年継続審議を経て成立しない状況が続いてきた。自民党、民進党等の超党派議員連盟による議員立法を目指している。2020年に4000万人、2030年に6000万人を目指す観光立国を担う政権与党としては、この法案成立は重要課題と位置付けている。MICE産業界においても無縁ではなく、早ければ11月中にも法案通過というシナリオもある。統合型リゾート(IR)とMICEとの密接な関係について、改めて紐解きながら考察してみたい。

太田 正隆客員研究員

「G7サミット」日本開催からみる国際会議開催地域への啓発と普及について

「G7サミット」日本開催からみる国際会議開催地域への啓発と普及について

2008年から数えて8年ぶりのG7サミットは、2016年4月11日、12日の外務大臣会合(広島)を始まりに、5月26日、27日の首脳会議(伊勢志摩)以降も、9月11日、12日に保健大臣会合(神戸)、24日、25日に交通大臣会合(軽井沢)まで各地で開催される。G7サミットは「主要国首脳会議」と呼ばれ、日、米、英、仏、独、伊、加、7か国の首脳並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議である。大臣会合と開催地との関係、開催地が受入側として決定以来取り組んでいること、住民・市民に対する理解や普及活動等を通じて、サミットや国際会議等の誘致・開催地域への普及と啓発について考察してみたい。

太田 正隆客員研究員

MICE

MICE分野における「Cの世界」・Convention

MICE分野における「Cの世界」Conventionの話をしよう。日本では国際会議と訳され、その他には大会、代表者会議、慣習や約束など様々な意味もある。Conventionにまつわる会議の呼び方、新聞等から垣間見える各種の国際会議に日本がどう関わっているか、また国際会議を開催するということがどういうことか等を異文化コミュニケーションの立場から見てみたい。

太田 正隆客員研究員

MICE

MICEからE分野の産業を考える

MICE分野考察の第二回目は、「E」について考えてみたい。「E」だけはExhibition, Eventと二種目あるが一つで表現されている。理由は簡単でMICEEでは発音しづらい。しかしながら、偶然の一致なのか管轄する官庁が異なることを皆さんはご存じであろうか。二つのEは経済産業省である。ここから「E分野の産業」を考えてみたい。

太田 正隆客員研究員