地域活性化のコラム
地域活性化に関わるコラムの一覧です。
地域活性化
WEF(世界経済フォーラム)旅行・観光競争力レポート2015の概要
世界経済フォーラム「旅行・観光競争力レポート2015」では、日本が前回(2013年)の14位から9位にランクアップしたことが話題となったが、このランクアップにはどのような意味があるのだろうか?さらに日本の競合国は、今回どのように評価されているのだろうか?このような疑問を持ちながら、競争力レポートの内容を深堀してみた。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
SIT
漫画・アニメを活用した地域活性化の可能性
数年前から、「聖地巡礼」という言葉は新たな意味を持つようになった。漫画・アニメなどの熱心なファンが、自身の好きな著作物などに縁のある土地を”聖地”と呼び、実際に訪れる現象のことである。しかし限られたマーケットを対象とした「聖地巡礼パターン」からの脱却が、今後、漫画・アニメを通じた地域活性に課せられたテーマでもある。
河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長
インバウンド
~JTB総合研究所版~ 2015年の気になるトピックス
2015年も半月が過ぎましたが、ツーリズムの分野において、2015年はどんなことが注目され、また影響を受けるのでしょうか。北陸新幹線開業や国連世界防災会議など、気になるトピックスをまとめてみました。
丸山 千春
観光教育
局面打破のために
これからの観光は、本来の「観光」、国の光を観るものに、人づくりや心を一層輝かせるためのものになっていくことと思います。こうした意義のある「観光」を充実進化させていくためにも、改めて「心」ある観光人材づくりの必要性が求められているのです。
山口 祥義
奥尻島将来への2つの礎事業~サービス経済化による新たな資金循環モデルの構築~
各地域で資金循環モデル構築への挑戦が行われている。産業構造において第三次産業であるサービス産業の比率の増加が起こると資金循環が大きくなる。2014年に奥尻ムーンライトマラソンを開催し、新たな資金循環モデルの構築に挑戦している奥尻島を紐解いていく。
篠崎 宏客員研究員
スポーツツーリズム
2014年サッカーW杯ブラジル大会からスポーツ世界大会の影響力を考える
プロスポーツが充実してくると、それに憧れ草の根の層が充実され、その裾野の拡大がトップアスリートの発掘・育成につながるといった相互影響の関係になってくる。またサポーター等の地域交流を発生させ、スポーツツーリズムを発展させ、地域振興へとつながっていく。日本にとっても、2020年東京オリンピックをどう位置付けていくのかが重要だ。
山口 祥義
観光教育
観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「自ら育ち成長する」とは~
観光に携わる人材の育成では、専門知識や接遇技術の習得には講義やロールプレイ、商品の開発などにはワークショップといった集合型研修が有益だ。しかしながら型どおりの対応だけでは、真の観光振興にはつながらない。必要なのは自ら課題を見つけ、解決する力であり、それを底支えするのは地域への「誇り」や「熱い想い」ではないか。
岩崎 比奈子
観光教育
観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「あまちゃんに学ぶ地域人財育成のカギ」
最近の離職の傾向として、「自己の成長につながらない」「自分の仕事が社会の役に立っていないと感じる」といった理由が多く挙げられるようになった。2013年4~9月の放映で旋風を巻き起こした朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」。このドラマは地域振興や人材育成という観点からも興味深く、若者の働き甲斐とやる気を促す対応策に共感できる点がある。
田中 敦山梨大学 生命環境学部地域社会システム学科 教授
フランスのワインツーリズムに見る新しい認定制度 ~Label Vignobles & Découvertes~
観光大国フランスは、同時にワイン大国でもあり、昔からワインを観光のコンテンツとして活かし取り組みを進めているが、今回新しい認定制度「Label Vignobles & Découvertes(「ワイン産地と発見」認定制度と標記)」が誕生した。酒を国レベルで観光のコンテンツとして活用しているフランスのワインツーリズムの事例を紹介する。
浪川 桂一郎
地方創生
地域博物館の価値再考 ~「住民参加」から次のステップへ~
1980年代以降、地域博物館(地域住民が普段の生活の中で訪れる博物館)を地域活性化の起爆剤にしようとする動きが全国各地で生まれてきた。これに伴い博物館の機能は大幅に拡大され、博物館を地域活性化のコア施設として位置付けるケースも増えた。日本の文化発信の拠点のひとつとなる地域博物館の変遷を考察する。
河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長