ユニバーサルツーリズムのコラム
ユニバーサルツーリズムに関わるコラムの一覧です。
観光関連事業者として理解しておきたいLGBT理解増進法
2023年6月に性的マイノリティに対する理解を促す通称「LGBT理解増進法」が通常国会で成立しました。しかし、この法律の成立については、「もっと議論すべきであった」という論調も上がっています。観光関連事業者は、性的マイノリティの方々に対して、どのような環境整備をしていけばよいかLGBT理解増進法から考察します。
勝野 裕子主任研究員
ユニバーサルツーリズムの観点から考える「合理的配慮」
2021年5月に「改正 障害者差別解消法」が成立し、今後3年以内に民間事業者には「合理的配慮の提供」が努力義務から義務化されることになりました。本コラムではユニバーサルツーリズムの観点から、「合理的配慮」とは何か、義務化にあたり今後どうすべきなのかを考察します。
勝野 裕子主任研究員
すべての人が楽しめる温泉を目指して ──宮城県東鳴子温泉での実証実験から──
温泉地におけるダイバーシティ(多様性)の実現に向けて、宿泊客なら誰もが使える貸切風呂を通して、すべての人が楽しめる温泉地を目指す取り組みを推進している、宮城県東鳴子温泉の「ひとにやさしい温泉地プロジェクト」を事例に考えていきます。
橋本 惇研究員
ユニバーサルツーリズム推進と受け入れ整備
ユニバーサルツーリズムとは、すべての人が楽しめるように作られた(ユニバーサルデザイン)旅行のことで、年齢や障がいの有無にかかわらず誰もが気兼ねなく参加できることを目指そうとするものです。ユニバーサルツーリズムの推進とともに受け入れ側である地域では何が必要か考察します。 *本コラムは「KER経済情報2018年2月号」(九州経済研究所発行)に掲載された原稿を、許可を得て再掲するものです。
若原 圭子主席研究員
‘優しさ’は新しい移動機会を創る~小さな子ども連れや妊産婦の旅行への配慮を考える~
2016年4月より障害者差別解消法の施行が決まり、「ユニバーサルデザイン」に注目が集まってきています。これに伴い観光の分野においても、誰もが安心して旅行を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の普及に向けた環境整備を進めようという動きが始まりつつあります。JTB総合研究所もサポートする、誰もが楽しめる旅行の環境づくりについてレポートします。
若原 圭子主席研究員
誰もがわくわくする旅へ: 最先端技術を活用したパーソナルモビリティが実現する旅の魅力の拡大
高齢者、障がい者の行動範囲を広げるためのインフラ環境整備が全国で始まりつつある。介護される人も介護する人も、誰もが抱くわくわくしたい心を、当たり前に満たすことができる環境が本来の目指すべき姿なのだろう。最先端の技術を活用したパーソナルモビリティのWHILL社の協力を得て、いかに旅の魅力を拡大し、感性に訴求することができるか検証をした。
立花 一成主任研究員 伴流 高志 関 裕之株式会社ジェイティービー 旅行事業本部マネージャー
ユニバーサルデザイン
戦後70年を経て今変えるべきもの~人口構造の変化とユニバーサルな社会への変革
生活者のライフスタイルを考える上で、各国の長い歴史のなかに根付いている慣習や法制度、価値観などによる違いはあるものの、一貫した大きな潮流がある。少子高齢化や人口減少がそれだ。今なぜ多様化と言われているのか、戦後70年というこの節目に、人口オーナス対策としての「ユニバーサル」もしくは「ダイバーシティ」ということを述べてみたい。
若原 圭子主席研究員