太田 正隆のコラム
太田 正隆に関わるコラムの一覧です。
MICEという出会い空間とその作り方~昭和世代・X世代・Z世代の相違~
MICEは従来から運営に先端技術を活用し、また誘致活動から施設運営、建設の助言まで幅広いノウハウが集約された産業といえるが、根底にあるのは「出会いの空間づくり」という発想だ。これまでの歩みを振り返り、次代に継ぐポストコロナの「出会いの空間づくり」を問う。
太田 正隆客員研究員
統合型リゾート(IR)構想~MICE Japan 2016 11月号再掲~
昨今、統合型リゾート(IR)についての議論が再び注目を集めている。10月12日に衆議院第二議員会館多目的会議室において、国際観光産業振興議員連盟(通称IR議連)総会が開催された。統合型リゾート(IR)を推進するための法案「IR推進法案」は、ここ数年継続審議を経て成立しない状況が続いてきた。自民党、民進党等の超党派議員連盟による議員立法を目指している。2020年に4000万人、2030年に6000万人を目指す観光立国を担う政権与党としては、この法案成立は重要課題と位置付けている。MICE産業界においても無縁ではなく、早ければ11月中にも法案通過というシナリオもある。統合型リゾート(IR)とMICEとの密接な関係について、改めて紐解きながら考察してみたい。
太田 正隆客員研究員
「G7サミット」日本開催からみる国際会議開催地域への啓発と普及について
2008年から数えて8年ぶりのG7サミットは、2016年4月11日、12日の外務大臣会合(広島)を始まりに、5月26日、27日の首脳会議(伊勢志摩)以降も、9月11日、12日に保健大臣会合(神戸)、24日、25日に交通大臣会合(軽井沢)まで各地で開催される。G7サミットは「主要国首脳会議」と呼ばれ、日、米、英、仏、独、伊、加、7か国の首脳並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議である。大臣会合と開催地との関係、開催地が受入側として決定以来取り組んでいること、住民・市民に対する理解や普及活動等を通じて、サミットや国際会議等の誘致・開催地域への普及と啓発について考察してみたい。
太田 正隆客員研究員
MICE
MICE分野における「Cの世界」・Convention
MICE分野における「Cの世界」Conventionの話をしよう。日本では国際会議と訳され、その他には大会、代表者会議、慣習や約束など様々な意味もある。Conventionにまつわる会議の呼び方、新聞等から垣間見える各種の国際会議に日本がどう関わっているか、また国際会議を開催するということがどういうことか等を異文化コミュニケーションの立場から見てみたい。
太田 正隆客員研究員
MICE
MICEからE分野の産業を考える
MICE分野考察の第二回目は、「E」について考えてみたい。「E」だけはExhibition, Eventと二種目あるが一つで表現されている。理由は簡単でMICEEでは発音しづらい。しかしながら、偶然の一致なのか管轄する官庁が異なることを皆さんはご存じであろうか。二つのEは経済産業省である。ここから「E分野の産業」を考えてみたい。
太田 正隆客員研究員
MICE
MICEにおける「MI」分野の産業を考える
今月から3回の連載で、MICEのそれぞれの分野についての考察を掲載する。第一回目の今回は、MICEの産業分野から「Meeting(会議・研修・セミナー)」、「Incentive(報奨・招待旅行)」を、C(Convention)との違い等でその変遷と今後について考察する。
太田 正隆客員研究員
MICE
「伊勢志摩紀行」~MICE Japan 7月号より再掲~
【MICE Japan 7月号より再掲】日本での2016年のサミット開催地が「伊勢志摩・賢島」に決まった。海辺でのサミット開催は、2011年フランス北西部の海岸リゾートのドーヴィル・Deauville以来である。今回は、若干観光案内的になってしまうが、筆者の記憶による、ゴールデンルートと伊勢志摩に関わるMICE紀行としたい。
太田 正隆客員研究員
Garbage can model ~意思決定のごみ箱モデルと、ごみ箱が担う最近の役割~
MICE施設が各国の街並みとどのような関わりを持つのか。街を歩くと街中で遭遇する「ゴミ箱」にも多種多様であることに気付く。J.G.マーチ先生らが提唱した「意思決定のゴミ箱モデル」から、「議論」の場である国際会議場や公共空間に設置された単なるゴミ捨て場としてのゴミ箱にまつわる話をしよう。
太田 正隆客員研究員
2014年を振り返る
【MICE japan2014年12月号より加筆・再掲】2014年の衆議院選挙の日程は、11月21日解散、12月14日投票日であり、2012年と奇しくも似て非なる解散劇。今回は、「みんなの党」が解党し、野党が合流や調整を繰り返しながら準備を進めておられるそうである。激動の2014年を振り返ってみたい。
太田 正隆客員研究員
「2020年に向けたスポーツツーリズムへの期待」~MICE Japan 2014・6月号より再掲~
【MICE Japan 2014年6月号より再掲】2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日観光振興と共にスポーツ合宿の話題が沸騰している。各国のアスリートが来日して行う、スポーツ合宿はMICEのカテゴリーでいえば「Event分野」であるが、今回この「E」分野とオリンピックについて取り上げてみたい。
太田 正隆客員研究員