10年で3倍の店舗数

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2012年3月時点での千代田区丸の内地区の店舗数、約820店。丸ビル開業前の10年前に比べ約3倍
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三菱地所 (日経MJ/2012年10月1日付より)

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今月1日、東京駅丸の内駅舎が創建時の姿に復元され開業しました。これにあわせてオープン、リニューアルした施設もあり、多くの人が見物や買い物などを楽しんでいます。

この駅舎側に広がる千代田区丸の内地区は、オフィスビルだけでなくブランドショップや飲食店も集積し、観光客でも賑わう地区となっています。三菱地所(株)によれば、同地区の店舗数は2012年3月時点で約820店、丸ビル開業前のおよそ10年前に比べ約3倍になっています。また日経MJによると、小売業の売上高は07年時点でも1,742億円と、30年前の10倍近くになっています(※)。
(※H24.10.1紙面より。小売業の売上高には八重洲側にある大丸東京店の売上高は含まない)

従来からのビジネス街としての機能を高めるだけでなく、働きやすい、賑わいのある、文化的な、環境にやさしいといった多様性のある街に向けてハード・ソフト両面から取組んだ結果、平日・土日を問わず楽しめる街となり、それが更なるショップの出店にも繋がっています。出店する企業やそこで働く人にとって誇れるまちをつくる、という戦略で取り組んできた丸の内地区。現在の姿をみると、街のブランド価値を高めることが集客力を高める重要なポイントであることがわかります。