12月度売上1~6%台の伸び

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大手百貨店12月度売上1~6%台の伸び
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大手百貨店各社発表/2013年12月度売上

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大手百貨店が発表した2013年12月度の売り上げ速報は、軒並み前年度売上から伸びをみせた。4社中2社が前年を割り込んでいた2012年とは対照的だ。

年が明けてからの初売りも好調。高額商品の売り上げ好調を背景に、1億円の金の茶釜や2014年にちなんだ2,014万円福袋(豪華客船ツアー、ダイヤモンド、新築住宅など)が発売され話題を呼んだ。ビッグカメラでも2013年には49,800円が福袋の最高額だったが、今年は201万4千円の高額福袋を復活させた。

景気高揚の影響だけではなく百貨店側の自助努力もある。大丸松坂屋では12月にモバイル位置情報ゲーム「ケータイ国取り合戦」を利用したO2Oのイベントを実施し6,000万円を超える売り上げを達成した。また昨年に引き続き他社が休業する中1月1日から営業を開始した西武そごうは初売りの売り上げ、対前年比103%となった。

3月までは消費税増税前の駆け込み需要もあり、売り上げの堅調な伸びが予想されるが、4月以降は未知数だ。各社の企業努力と共に、企業業績の伸びが今春の賃金増に繋がり、消費の下支えとなるのか。今後の動きに注目したい。