航空協定
こうくうきょうてい / Aviation agreements
航空協定とは、国際航空路線に関し関係国間で締結される協定。航空協定は、1944(昭和19)年に米国・シカゴで締結された「国際民間航空条約(シカゴ条約)」に基づき、1946(昭和21)年に締結された米英航空協定(バミューダ協定)をモデルに、原則として関係2国間で結ばれてきた。シカゴ条約は、国際民間航空の基本原則を定めたもの。路線や便数などの乗り入れ条件は、両国の航空当局の取決めに基づき規制されてきていた。
その後米国で、1978(昭和53)年に航空規制緩和法が成立し、1992(平成4)年にはオープンスカイが導入された。これらを受け、各国間で締結される航空協定は、次第に規制が緩和される方向になってきている。