地域振興券

ちいきしんこうけん

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地域振興券とは、地域振興を図ることを目的に、1999(平成11)年に15歳以下の児童のいる世帯主と65歳以上の高齢者の一部に配布された商品券。子育てを支援し、高齢者の経済的負担を軽減することで消費を促そうとする経済対策。全国の市町村で発行され、全額国庫で賄われた。

その後、2009(平成21)年には、住民基本台帳に記載、またはや外国人登録原票に登録されているすべての在住者に、同様の主旨で12,000円(65歳以上の者 及び 18歳以下の者については 20,000 円)の定額給付が行われた。この時は、12,000円の旅行プランが旅行会社から一斉に売り出され注目を浴び、旅行による地域経済への貢献が話題となった。旅行による地域への貢献は、ふるさと割・プレミアム旅行券の発行など、後の経済対策でも重要な役割を果たしている。