海外ショッピングレポート(2014)
~日本人海外旅行者の動向と購買行動~
結果概要
- ショッピング平均消費額: 円安の影響を受け621USドルと2012年より76USドル減少
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53.5%が購買にSNSの影響は受けない。ただし性年代別で差が
- 20代男女、30代女性は半数以上が購入のきっかけになる
- 20代男性は「旅行してでも買ってみたくなる12.6%」(全体6.9%)
- 趣味目的の旅行で趣味に関わる商品の購入経験がある人は60歳以上が17.5%、全体では10.0%
(株)JTB総合研究所(東京都千代田区 代表取締役社長 日比野健)では、「海外ショッピングレポート ~日本人海外旅行者の動向と購買行動~(2014)」をまとめました。この調査は、世界免税品協会(Tax Free World Association)と共同で2002年より継続的に行っているものです。
2014年、日本は観光目的での海外渡航自由化50周年を迎えました。この50年の間に、海外旅行はごく一部の人が行ける高嶺の花から、多くの人が気軽に楽しめるものへと変わり、また旅行の目的も単に観光やショッピングだけでなく、自分の趣味を追求したり、現地の暮らしや歴史文化をじっくり味わったりなど、多様化してきています。
一方、高級な海外ブランド品のショッピングについても、日本国内でのアウトレットの広がりやインターネットショッピングの浸透などによって、必ずしも海外で購入しなければ手に入らないものではなくなりました。これまでの当社の調査結果では、日本人旅行者の海外での免税品ショッピングにおいて、「比較的手ごろな価格のブランド」の商品や「その土地ならでは」の商品を求める傾向が強まっていることがわかっていますが、このような長期トレンドに何か変化や新しい動きは見られるのでしょうか。
2014年の海外旅行におけるブランド品や免税品の購入実態、海外でのショッピングに対する考え方、免税店への期待などについて調査を実施しました。
調査・研究結果 本文
調査概要
- 調査方法
- インターネットアンケート調査
- 対象者
- 日本在住の20歳から79歳までの男女のうち、以下に該当する1,030名
※性年代別 103名ずつ割付 ・過去9か月以内(2014年1~9月)に1回以上の海外旅行をしたことがある
- 期間
- 2014年9月10日(水)~2014年9月18日(木)
調査に関するお問い合わせ
株式会社JTB総合研究所
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