スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2018)
結果概要
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「メッセージ・チャットアプリ」の利用が初めて「メール」を上回る
検索エンジン、動画投稿サイト、画像投稿サイトの利用も伸びる
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スマートフォンでの旅行商品の予約・購入は続伸し47.3%(2.1ポイント増)
「宿泊施設」、「レストラン予約」も伸びるが、「海外ツアー」は減少
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AIによる旅行関連サービスの良さは「気軽さ」と「思いがけない提案」
AIによる旅行関連サービスを利用したことがある人は全体の11.4%。利用してみて感じた
ことは「人より気軽に質問できる(60.7%)」、「自分では思いつかないところを提案して
くれる(29.1%)」 -
スマートフォンゲーム利用者の38.8%はゲームに関連した交流や消費を経験
男性39歳以下はeスポーツへ高い関心。14.6%はプレイ経験があり、観戦意向は39.8%
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“日常での接点が多い”、“一つで完結できる”サービスの支持が広がる
LINEやアマゾンプライムを利用する共通の理由は、“家族や友人の間で共通の手段として
使える”ことや“同一サービスの中で様々な用途が完結する”こと
(株)JTB総合研究所(東京都港区 代表取締役社長 野澤肇)は、「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2018)」を実施しました。本調査は2013年から経年で実施し、今年で6回目となります。当社は、生活者のライフスタイルや価値観が消費行動や旅行に与える影響に関する調査分析を継続的に行っています。
昨年の調査では、Instagram人気がけん引する形で、一時減少傾向だったSNSの利用率が再上昇し、「インスタ映え」のための移動や消費を生みました。最近では、スマートスピーカーなどのスマートフォンと連動した電子機器が広がると共に、サイトやアプリ上でAIに相談や問い合わせができるサービスなど、実用化が進みつつあります。このような動きは、私たちのライフスタイルをどのように変えているのでしょうか。
本調査はスマートフォンの利用実態と人びとの意識を継続的に調べることで、今後の生活や旅行行動に関する変化の兆しをとらえようとするものです。
調査・研究結果 本文
調査概要
- 調査方法
- インターネットアンケート調査
- 実施期間
- 2018年10月11日~10月17日
- 調査対象者
- (スクリーニング調査)首都圏、名古屋圏、大阪圏に住む18歳から69歳までの男女 10,000名
(本調査)スクリーニング調査回答者のうち、プライベートでスマートフォンを利用し、過去1年以内に1回以上の国内旅行(日帰りも含める)をしたことがある 1,030名
調査に関するお問い合わせ
株式会社JTB総合研究所
〒105-0014 東京都港区芝3-23-1セレスティン芝三井ビルディング12階
03-6722-0759
調査分析担当:早野陽子
広報担当:早野・三ツ橋・波潟