Cint Japan株式会社・株式会社JTB総合研究所 共同調査「旅マエ~旅ナカにおける訪日旅行者の行動変化と持続可能な観光への意識調査」
結果概要
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【訪日旅行者(13 か国)の旅行に関する情報収集や行動パターン】
- 訪日旅行者の約8割が、旅行日数や旅行形態に関わらず、「旅マエ」に旅程をほぼ決定
- 旅先でしたいことに関し、アジアの旅行者は自国内や家族、友人など身の回りで話題になっていることに惹かれ、欧米の旅行者は海外で話題になっていることに惹かれる傾向。旅先として選ばれるためには、旅行者の特性に応じた「旅マエ」における情報提供がカギ
- 日本国内での移動パターンTOP3は「首都圏滞在型」、「近畿滞在型」、「首都圏⇒近畿⇒首都圏」
タイや台湾の旅行者は「北海道滞在型」、韓国は「九州滞在型」、インドは東北や中部など、比較的幅広い場所を訪問する旅行者も多い傾向 - 旅ナカの情報収集は、序盤は、まず「旅行先での生活を整えること」、中盤は「短時間の体験」、終盤は「土産物の購入場所」を探す
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【持続可能性に関する意識】
- 旅行先で最も実践している環境保護活動は「食品ロスの削減」。さらなる促進に向けては、提供形態の選択肢を増やし、個々の旅行者のニーズに応じて選べるようにすることが重要
- 持続可能な観光のために今後気をつけたいことは、EV車の利用や環境負荷が高い交通手段を使わないこと。宿泊施設や旅行商品もSDGsや環境保全に取り組んでいるかどうかで選ばれる
デジタルインサイト収集のグローバルソフトウェアリーダーであるCint Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:カリーヌ・パルーシー(以下Cint))と株式会社JTB総合研究所(本社:東京都品川区、代表取締役社長執行役員 風間欣人、以下JTB総合研究所)は、共同調査「旅マエ~旅ナカにおける訪日旅行者の行動変化と持続可能な観光への意識調査」の結果を発表しました。今回の調査では、旅行者を取り巻く時間の流れによって生じる情報収集や行動パターンの変化、持続可能性に関する意識に着目し、誘致のためのヒントを探りました。
調査対象とした13か国は、それぞれアジア、欧米の地域別に訪日旅行者数が多い国を選定し、調査回答者は、Cintの「Insight Exchange(https://jp.cint.com/consumer-insights-exchange)サンプル・マーケットプレイス」から参加いただきました。Insight Exchangeサンプル・マーケットプレイスは、インターネット調査のための世界最大の消費者ネットワークで、150カ国以上、3億人以上の回答者が参加しています。
調査・研究結果 本文
調査概要
- 調査手法
- インターネットアンケート調査
- 調査期間
- 2023 年 9月7日(木)~9 月19日(火)
- 対象者
- 計13か国(5991名) 韓国(471)、台湾(457)、香港(463)、中国(524)、タイ(435)、シンガポール(445)、ベトナム(459)、インド(482)、イギリス(447)、フランス(446)、ドイツ(438)、アメリカ(473)、オーストラリア(451)に居住する18~79歳の男女/過去1年以内に海外旅行経験のある人(うち訪日経験がある人を含む)
調査に関するお問い合わせ
Cint Japan株式会社:
問い合わせフォーム: https://jp.cint.com/start
株式会社JTB総合研究所:
問い合わせフォーム:https://www.tourism.jp/contact/