令和6年能登半島地震と訪日旅行への意識12か国・地域調査を実施
結果概要
- 訪日旅行意向はいずれの地域でも高く、東南/南アジアでは 8割を超える。欧米豪は若年層の関心が高い傾向
- 地震の影響はあるものの、訪日旅行に関心がある人は「旅行の際の現地の状況についてもっと知りたい」、 「ニュースで北陸地域を知り、関心を持った」が上位。欧米豪は他の地域と比べて地震の影響が少ない
- 訪日旅行でしてみたいことは、「自然景観をみる」、「日本料理を食べる」、「温泉」が安定的に人気。 東アジアは、より「食」や「温泉」への関心が高く、欧米豪は「日本の日常生活に触れる」ことへの関心が高い
株式会社JTB総合研究所(東京都品川区 代表取締役社長執行役員 風間 欣人)は、令和6年能登半島地震と訪日旅行への意識に関する調査結果をまとめました。
地震の発生から3か月以上経った今も、被災地では日常を取り戻すための努力が続けられています。当社は今後の地域経済の回復・発展にとって、訪日旅行者の誘致は重要な要素のひとつと考え、地震の訪日旅行への影響に関する意識調査を 12の国・地域で実施しました。今回の結果から、訪日旅行への意識に影響はあるものの、一方で地震が発生した地域に関心を持つきっかけにもなっていることがわかりました。また、訪日意向がある旅行者は、「現地の状況についてもっと知りたい」という声も多く、詳細な情報提供による不安の払しょくが早い回復につながると期待されます。
JTB総合研究所は、人々の豊かな暮らしと豊かな地域の実現のために、広く観光に関わるみなさまにお役立ていただける情報発信を目指し、今後も努めてまいります。
調査・研究結果 本文
調査概要
- 調査方法
- インターネット調査会社が保有しているモニター対して、web アンケート調査を実施
- 対象国・地域
- 【東アジア】
中国(541)、香港(489)、台湾(540)、韓国(540)
【東南/南アジア】
タイ(541)、シンガポール(537)、インド(571)
【欧米豪】
イギリス(540)、フランス(544)、ドイツ(540) 、アメリカ(540)、オーストラリア(539)
※( )内サンプル数
- 対象者
- 各国・地域に居住する20歳以上の男女
- 調査時期
- 2024年3月14日~18日
調査に関するお問い合わせ
株式会社JTB総合研究所 広報担当
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