JTB総合研究所の「考えるプロジェクト」 

内閣府、災害対策標準化検討会議(第一回)開催

2013.10.02 JTB総合研究所 

災害対策の標準化とそのあり方を検討する「災害対策標準化検討会議」の第1回会議が、2013年10月1日、内閣府で開催されました。

災害対策に関して、国や地方自治体などの各機関が連携して対応にあたることの重要性を踏まえ、これを実現するための対策標準化を進めるねらい。内閣府は、国の各省庁間はもちろん、地方公共団体や民間企業、住民、NGO/NPOを含め、あらゆる機関が連携していくことが重要課題であるとし、今年6月に閣議決定された経済財政運営の基本方針には「災害対策の標準化」に向けた検討を進めるという内容が盛り込まれています。

災害対策の標準化については、アメリカがNIMS(米国インシデント管理システム)」という制度に基づいて、危機対応の組織や指揮調整の手法を国家として統一しています。このほか、2011年にはISO(国際標準化機構)が危機対応の国際標準規格ISO22320を発表しており、同規格は今年10月21日にJIS化される予定。

2013.10.02JTB総合研究所 

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