JR東日本は2014年8月に地元の福島市と協定を結び、福島駅の構内を一時滞在場所として提供することを決定しました。これを受けて、災害時の帰宅困難者受入体制強化を目的とし、電力を自給自足できる「エコステ」のモデル駅として福島駅をリニューアルする計画です。
福島駅の「エコステ整備計画」では、駅構内の空き地に加えて施設の屋根や窓にも特性の違う3種類の太陽光パネルを設置するほか、地中熱を利用したヒートポンプや蓄電池など、合計8種類のエネルギー関連機器を導入し、停電時でも電力を供給できる体制の整備を目指します。なお、本年10月から工事着手、2015年3月に完成が予定されています。