JTB総合研究所の「考えるプロジェクト」 

富士山噴火に備えた火山防災計画策定(富士宮市)

2016.03.22 JTB総合研究所 

3月18日、富士宮市は、市防災会議を開き、富士山噴火に備えた「富士山の火山防災計画」を策定し、市の地域防災計画を修正しました。火山防災計画は、3県と周辺自治体などで作る富士山火山防災対策協議会の広域避難計画を基に新設したものです。
県内最大の登山口「富士宮口」を抱えているため、観光客や登山者への避難計画の周知や入山規制の実施・広報の検討など課題を盛り込んでおり、これに伴い、情報伝達手段の整備や山小屋組合、輸送業者などの民間事業者との体制構築が重要なポイントとなっています。また住民向けの対応として、避難対象者や必要車両の把握、要支援者の名簿作成、広域避難ルートの設定などを進めます。

2016.03.22JTB総合研究所 

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