京都府の外郭団体・府国際センターは、府内の在住外国人を対象に防災アンケートを実施しました。(2012年11月~2013年1月実施、有効回答506)
災害に対する意識について、地震は「とても不安」「やや不安」の合計が58.0%と、日本人が90%以上であることと比較すると、外国人住民の災害に対する危機意識の低さが明らかになりました。他にも、避難所を知らない人が過半数であることや、避難場所として自身が日常生活で慣れ親しんでいる「教会」「会社」を上げる人が多いなど、災害対応に関する基礎的な知識・行動の浸透度合いにばらつきが見られ、防災に関する意識醸成や正しい知識の伝達が課題とされました。
同センターでは、日本における災害の特徴や避難方法、災害時に使う簡単な日本語についての研修や訓練を行う方針を示しています。