京都府と京都市は2014年2月20日、府内で出された気象警報や特別警報、避難情報などを旅行者に迅速に知らせるスマートフォン用無料アプリ「KYOTO Trip+(きょうとトリッププラス)」の運用を2月21日に開始することを明らかにしました。
京都府によると、アプリを起動していなくても設定さえすれば自動で通知可能。観光スポットや宿泊施設、飲食店、乗り換えの情報も提供されます。防災情報と観光情報を連携させたアプリは全国初の試みです。今回の取り組みは、京都府市が総務省の「地域経営型包括支援クラウドモデル構築事業」開発実証団体の選定を受けて実施されているものです。
対応言語は日本語のほか、英語や中国語(簡体字と繁体字)、韓国語。府内で起きた災害に関して投稿し、他の利用者らと情報を共有したり行政に助けを求めたりできる機能も今後付加される予定です。